2024年8月19日月曜日

抜け毛と薄毛の関係

「抜け毛が増えて薄くなるのだから、抜け毛が減ると髪の毛が増えるようになる。」と思っている人は多いでしょう。

「成長しない毛が増えて抜け毛が増えているのだから、毛が成長するようになれば抜ける毛が減り髪の毛が増えるようになる」とも思っている人は多いでしょう。

本当にそうか!

総本数を維持する抜け毛は必要

人それぞれフサフサの時の総本数と言うのがあります。平均で10万本と言われ、少ない人は8万本くらい、多い人で12万本はえているのではないか?とも言われています。

そして、生えてきた髪の毛は平均4年~5年くらい伸びると言われていて、3年前後くらいしか伸びない人もいて、10年以上伸びるような人もいて、総本数にしろ何年伸びるのかにしろ、とても個人差が激しいです。

それを無理やり、総本数を10万本で何年伸びるのかを5年とした時に、1日に抜けて生え変わっている本数を計算することができます。10万本÷5年÷365日=約55本。

何年伸びるのかを3年だとすると約91本、10年とすると約27本。総本数を8万本とすると44本、12万本とすると約66本。これだけの毛は毎日抜けて生え変わっているわけです。

生えている毛の総本数が少ないと生え変わる本数も少なく、総本数が多いと生え変わる本数も多い。成長する年月が短いと生え変わる本数が多くなり、長いと生え変わる本数が少なくなるのですね。

個人差が激しく抜け毛の多い少ないでは何も分からない

とても個人差が激しいのが抜け毛なので、10年成長する人はなら洗髪時に10本程度抜けても「増えた増えた」と訴えるでしょう。3年しか成長しない人なら洗髪時に10本抜けたのなら「えらい少ないな」と思うでしょう。

それだけ抜け毛の多い少ないでは、何の判断もできないという事なのです。

それじゃ、なぜ毛が抜けて薄くなるのでしょうか?
それは、抜けた毛よりも細くなった毛と成長する年月が短くなった毛とに生え変わっているからです。抜ける毛は比較的太目で成長する毛なのに、生え変わって来る毛は細くなり成長しなくなっているのです。

10%細くなると密度は30%広がって見えるようになり、成長しなくなると頭皮の出ている髪の毛の本数が減っていきます。結果、薄毛になってしまうのです。

抜け毛の多い少ないとは全く関係ないのが分かりますよね。

これら抜け毛に関しての詳細を記述している書籍を紹介します。抜け毛で悩まない・育毛の効果を間違わない為にも抜け毛とは何のか?を理解して下さい。

著者プロフィール
育毛相談サイト/webのセラピスト・カウンセラー
https://www.genki-life.net/kami/sodan/ohner.html

育毛相談の現場で長年ご相談を承りケア方法を提供している実務家。
24年以上育毛相談の現場で事実や現実を見てお聞きしていると、世間一般に言われている常識の方がおかしいことに気づき、以来事実と現実に基づいた情報を発信し実務に基づいた育毛方法を提供している。

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